
吉田隼人が騎乗停止 4日に調整ルームの備品を破損 今月24、25日の2日間
JRAは9日、吉田隼人(39=美浦・フリー)に対して騎乗停止処分の制裁を下した。期間は6月24日(土)、25日(日)の2日間。
6月4日(日)の阪神競馬12レース騎乗(1番人気1・7倍=クインズエルサ5着)後、同騎手が使っていた調整ルーム居室内において、洗面台の鏡、テレビのリモコン、ゴミ箱が破損していたことを部屋の清掃に入ったスタッフが確認。同騎手に確認したところ、自身が損壊した事実を認めたという。
これが、日本中央競馬会競馬施行規定第147条第19号に該当するとされた。
※日本中央競馬会競馬施行規定(抜粋)
第147条 競馬の公正を確保するため、第138条第1項各号及び第145条各号のいずれか又は前条に該当する場合を除き、次の各号のいずれかに該当する馬主、調教師、騎手、調教助手、騎手候補者又は厩務員に対して、期間を定めて、調教若しくは騎乗を停止し、戒告し、又は1、000、000円以下の過怠金を課する。
(19)前各号に定めるもののほか、競馬の公正確保について業務上の注意義務に違反した
https://tospo-keiba.jp/breaking_news/32644
備品損壊が判明したのは4日の午後5時過ぎ。洗面台の戸棚、テレビのリモコン、ゴミ箱が、明らかに偶発的ではない壊れ方をしていたのを清掃スタッフが発見。後日、騎手本人に確認したところ、事実を認めた。JRAによると、自身の騎乗を含めたさまざまな不満、いら立ちが抑え切れなかったといった内容を話したという。
https://www.daily.co.jp/umaya/news/2023/06/09/0016453372.shtml