首都高速「高速大師橋」架け替え工事終了 あす通行止め解除へ
2023年6月9日 18時04分
東京と神奈川を結ぶ首都高速道路の「高速大師橋」は、老朽化に伴う橋の架け替え工事で先月から2週間にわたって周辺の通行止めが続いてきましたが、その作業が終わり、通行止めは10日、解除されます。
多摩川にかかる首都高速道路の「高速大師橋」は老朽化による架け替え工事に伴い、先月27日から1号羽田線の一部の区間などが終日、通行止めとなっていました。
9日までに橋の架け替えが終わり、2週間にわたった通行止めは10日午前5時に解除される予定です。
会社によりますと、期間中、通行止めに伴って一般道を含むう回路などで渋滞が発生し、
▽神奈川1号横羽線は通常30分ほどの区間の通行に最大70分かかったほか、
▽高速湾岸線では通常30分ほどが最大50分かかったということです。
去年、開通から60年を迎えた首都高速道路では、老朽化が深刻化してこのほかの区間でも大規模な工事が進められていて、今後も工事のために通行止めを行う可能性があるとしています。
首都高速道路会社更新・建設局の野網孝之事業推進部長は「渋滞により不便をおかけしたが、渋滞緩和への理解と協力をいただき無事に工事を完了できて感謝している。
今後も通行止めなどが発生する場合は、社会的な影響が最小限になるよう取り組んでいきたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230609/k10014095231000.html