TOEICハイスコア社員の“英語勉強術”。公用語化に米企業の買収…急な英語ニーズとの戦い方
https://news.yahoo.co.jp/articles/375cd290545ecca7ef40117f303d6a711ab98787
会社で英語が必要になったら、あなたはどうしますか?
楽天やファーストリテイリングが公用語を英語化したことが当時話題になりましたが、金融系IT企業・マネーフォワードでも2024年末までにエンジニア部門の公用語を英語化することを決めました。
エンジニア不足を背景に、特にIT企業では外国人エンジニアの採用が増えていることなどから、社内での英語コミュニケーションの必要性が増していく可能性もあります。
実際に社内で英語を使っている社員たちは、どのように英語を勉強しているのでしょうか?
10年前に英語公用語化宣言をしたSaaS企業・HENNGE(ヘンゲ)、米国企業を買収したベンチャー企業・ビザスク、マネーフォワードの各社で働くTOEICハイスコアを持つ4人の社員に聞いてみると、英語日記を書くことやゲーム実況を聞くなど、さまざまな学習術がありました。
Facebookで英語日記、TOEIC960点に
「英語でアウトプットすると、語彙の少なさがわかります。少しでもいいので書き続けていると『これも書きたい』と調べるようになるので、だんだん表現の幅が増えるはずです」
HENNGEでクラウドサービスの開発マネージャーを務める土居俊也さん(34)がオススメする学習法は、Facebookに英語で日記を書くことだ。
HENNGEは2016年に公用語を英語化。外国社員の採用を積極的に進めており、開発職の約40人のうち、日本人は9人しかいない。
「入社後は、とにかく明日から使える英語が必要という状況でした。最初は日常会話で使える表現と語彙、文法だけをひたすら暗記して、英語で日誌を書くなど英語をアウトプットしていました。そうすることで初めて使える英語として自分に定着すると思います」
入社から数年は、TOEIC対策の勉強はしなかったが、英語で外国籍の社員とコミュニケーションができるようになった頃には、TOEIC(L&R)スコアは850点に伸びた。そこからTOEIC対策の勉強をし、現在は960点にまでスコアが伸びたという。