マンゴーの収穫がピーク間近に 宮古島の農家が準備
06月08日 15時58分

マンゴーの収穫のピークが間近になり、県内で最も多い生産量を誇る宮古島市では農家が準備に追われています。

県の調査によりますと、宮古島市では74.5ヘクタールの広さの土地で、令和元年には県内で最も多い650トンのマンゴーが生産されました。

宮古島市平良の農家では8日、農業用ハウスの中で実が赤くなるまで熟させる収穫前の最終段階に入っていました。

栽培しているのは「アーウィン」という品種が中心で、糖度を増すために枝から切り取らず自然に離れるのを待ちます。

地面に落ちた時に傷つかないよう、実には白い袋がかけられていました。

収穫したマンゴーは直売所で販売したり、等級のよいものは箱詰めにして県外に出荷したりしています。

マンゴー農家の与那覇洋子さんは「台風が思ったほど直撃しなかったので被害がなかった。できるだけ糖度の高い、よいマンゴーを届けたいと思うので楽しみにしていてもらいたい」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20230608/5090023560.html