https://sputniknews.jp/20230610/tsmc-16244141.html
台湾の半導体メーカーTSMCが米アリゾナ州で建設している2つの工場の労働条件を、米国の技術者やその他の専門家たちが批判している。フォーチェン誌によると、米国の住民はTSMCの労働条件について、苛酷すぎると考えている。

TSMCは約4500人の従業員を雇用する見通しだが、大勢の米国人にとってアジア有数の産業企業であるTSMCの企業文化は要求が多すぎることが明らかとなった。

激しい怒りを買ったのは、TSMCでは当たり前となっている土日勤務や12時間勤務など。あるエンジニアは、求人企業に関する口コミサイト「Glassdoor」に、「ここのワークライフバランスはなんて苛酷なんだ」と投稿し、続けてTSMCに対する忠誠の要求について、「この会社は米国で活動する準備ができていないことがはっきりした」と書き込んだ。