18世紀以降、人類は地下深くで安全に保管されている化石燃料を取り出し、発電や機械の動力源として燃焼させてきた。

私たちは今、石炭、石油、ガスを2兆トン以上の熱を奪う二酸化炭素やその他の温室効果ガスに変え、大気中に追加している。

その結果地球表面の平均気温は、産業革命以前に比べて約1.2℃も上昇しているのだ。これは、自然界の炭素循環に新たな炭素が加わることで、地球システムに入るエネルギーと出ていくエネルギーのバランスが崩れたためだ。

地球全体を暖めるには、膨大な量のエネルギーが必要だ。最近の研究によると、私たちは過去50年間に、地球システムに250億個の核爆弾のエネルギーに匹敵するものを追加したことが分かっている。

1.2℃を暖めるのに核爆弾が何十億個も必要なのか?気温が日々変化していることを考えると、小さなことだと思う。(20世紀の世界の平均気温は13.9℃であった。)

しかし、このエネルギーはほとんどすべて海洋に取り込まれている。だから、海が急速に温暖化しているのだ。


https://texal.jp/2023/06/11/it-was-found-that-the-equivalent-of-25-billion-atomic-bombs-worth-of-heat-energy-has-been-trapped-in-the-earth-over-the-last-50-years/