ごみの量削減へ スポーツ感覚でごみ拾いを楽しむ大会 高松
2023年6月11日 13時50分

環境問題について関心を高めてもらおうと、高松市で家族などが競争しながらスポーツ感覚でごみ拾いを楽しむ大会が行われました。

大会は市街地や海に流れ出るごみの量を減らそうと、高松市で開かれ、家族連れや高校生など14組およそ40人が参加しました。

制限時間の1時間でそれぞれのチームが道路などに落ちているごみを拾い、可燃物やプラスチックなどに分別したうえで、ごみの種類や重さごとに付与されるポイントを競い合います。

参加者たちはたばこの吸い殻やガムの包み紙などのごみを見つけるたびに、トングなどを使って袋に入れていました。

1時間であわせて60キロのごみが集まり、優勝したのは17キロ余りのごみを拾った岡山県と香川県の大学生のチームでした。

主催者側によりますと瀬戸内海の海洋ごみは年間およそ4500トン確認されていて、このうち6割以上が陸上から流れ出たごみだということです。

参加した高校2年の女子生徒は「気をつけていればごみは多く出ないと思いますが、想像以上に多くのごみがあり、ショックでした」と話していました。

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