総務省とデジタル庁は12日、マイナンバーカードの個人向けサイト「マイナポータル」で他人の年金記録が閲覧できる状態となるトラブルが1件あったと明らかにした。

 道府県の職員らが加入する「地方職員共済組合」で確認され、人為的ミスで別人のマイナンバーと元組合員の年金情報が誤ってひも付けられたのが原因という。年金支給額への影響はないと説明している。

 マイナポータルはマイナカードを使ってログインし、自身の年金記録などを見ることができる。総務省によると、7日にデジタル庁から連絡を受け、トラブルを認識した。記録は既に見られないよう措置されたという。 

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