日本で一番不幸なのは「40〜50代の未婚男性」 無視できない「既婚者/未婚者」の幸福度格差
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b3a3042dfdea362975bbcdb399c373e136150c1
2020年一都三県の未既婚男女を対象とした調査のグラフが次の図9(57ページ)である。幸福度については5段階評価とし、「とてもしあわせ」「まあまあしあわせ」を幸福、「やや不幸」「とても不幸」を不幸と分けて、「どちらともいえない」は別とした。
男女ともに、既婚者に比べて未婚者の幸福度は低く、特に男性の40−50代では既婚者の半分以下しか未婚者は幸福を感じていないということになる。同時に、40−50代未婚男性の不幸度の高さも突出しており、40代で36%、50代で34%が不幸である。40代以上の未婚男性は、幸福を感じる人数より不幸を感じる人数の方が上回ってもいる。
男性ほどではないにしろ、女性でも同様で、40代未婚女性の24%、50代未婚女性の21%が不幸だと感じている。既婚男女の不幸度が10%台にとどまっているのとは大きな違いがある。
一方で、既婚女性の幸福度の高さも群を抜いている。もっとも低い50代でも62%が幸福であると答え、20代では8割近い77%が幸福なのである。
つまり、まとめると、一番不幸なのは、40−50代の未婚男性であるということになる。