「人に切られた」は自作自演 栃木の切りつけ 偽計業務妨害容疑も視野に(下野新聞SOON)
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12日午前8時ごろ、栃木市大平町蔵井の大平運動公園内で、茨城県古河市、会社員男性(43)から「知らない人に刃物で切られた。犯人は逃げた」などと110番があった。男性はその後の調べに「自分でやりました」と話し、自作自演だったことを認めたという。栃木署は偽計業務妨害の疑いも視野に詳しい状況を調べている。
同署によると、男性は同公園内駐車場に車を止め、徒歩で通勤先に向かう途中だったという。当初、「フードをかぶった人に切られた」などと話しており、両腕に数カ所の切り傷があった。その後言い分を変え、自分で傷つけたことを認めたという。男性の車からは刃物が見つかった。
通報を受け、県警は緊急配備を発令したが、約2時間後に解除した。栃木市教委は同日昼前、市内小中学校に児童生徒の保護者への引き渡しや集団下校を呼びかける通知を出した。
県警は午前10時35分ごろ、ルリちゃん安全メールで「刃物を持った男が逃走中」と配信し注意を呼びかけたが、午後3時15分ごろに「刃物の事件は無事解決」とのメールを配信した。