厚生労働省は、エムポックス(サル痘)の発症予防のため、ワクチン接種の対象者を男性同士での性的接触がある人らに広げることを決めた。国立国際医療研究センター(東京)が中心となり、今月中にも複数の医療機関で臨床研究として接種を始める。
現在は、感染者の家族らが接種対象となっている。エムポックスは、血液や体液を介して感染し、発疹や発熱など天然痘に似た症状が表れる。国内での今年の感染者は、4日時点で166人。
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20230614-OYT1T50081/