コカインが入ったカプセルを飲み込んで羽田空港に密輸したとして、警視庁薬物銃器対策課は14日までに、麻薬取締法違反(営利目的輸入)と関税法違反の疑いで、ポルトガル国籍のウパダイ・ゴメス・ミゲウ容疑者(55)を逮捕した。体内から約70個のカプセルが見つかり、計約990グラム(末端価格約2300万円相当)のコカインを密輸したとみて調べる。 警視庁によると、カプセルは長さ約5センチ、直径約1.5センチ。容疑者が手荷物検査場で不審な様子だったため、東京税関がエックス線検査をして発覚した。容疑者は「中身がコカインとは知らなかった」と容疑を否認している。
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