元プロ野球選手の清原和博氏(55)が14日、交流戦・中日―ロッテ(バンテリンD)を中継した東海ラジオ「ガッツナイター」にゲスト解説として登場。バントを巡るエピソードを明かす場面があった。

 元中日監督の谷繁元信氏とともに解説を務めた清原氏は、3回1死一塁、中日・涌井が1ボール2ストライクからスリーバントを試みるも失敗した場面で、「野手でも簡単ではないんで。変化球交えてこられたら。なかなかピッチャーはバントするの難しいですね」とバントについて解説。「バントって簡単に思えてバッティングの一番の基本なんです。いいバッターってバントうまいんです。バントって本当に難しいんですよ」と続けた。

 谷繁氏が「清原さんはプロ野球でバントしたことあります?」と質問すると、「あります、あります。結構ありますよ」と清原氏。「西武時代もありますし。ジャイアンツ時代に打点王争ってるのに、甲子園でノーアウト、ランナーセカンドで送りバントさせられて」と回顧し、「ブチ切れて甲子園球場のベンチ裏のゴミ箱あったじゃないですか、あれ全部叩き割りました。バラバラにしました」と巨人時代の強烈すぎる行動を告白して中継を盛り上げた。

 谷繁氏と実況の森貴俊アナウンサーはこのエピソードに大ウケ。清原氏が「その音が聞こえたのかどうか、次の高橋由伸くんが三振してました」と続けると、森アナに「そんなわけありませんよ」と突っ込まれていた。

 清原氏の現役時代の犠打は22年間で5つ。巨人時代は2001年の1つだけだった。

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