大阪市で去年12月、女性の自宅に侵入し下着を盗んだうえ、放火して住宅2棟を全焼させるなどの罪に問われた男の裁判で大阪地裁は15日、懲役7年を言い渡しました。
大阪市城東区の無職・中島翔平被告(28)は去年12月、市内の女性宅に侵入して下着など14点を盗み、またその2日後に女性宅の玄関付近に放火し、隣接する住宅を含む2棟を全焼させた罪などに問われています。
これまでの裁判で中島被告は起訴内容を認めていて、検察は「放火により被害に遭った住民らが一夜にして住む家を失い、財産的被害は少なくとも5000万円を超えるなど、結果は重大である」などとして、懲役9年を求刑していました。
大阪地裁は15日の判決で、「放火については、住民を死傷させてもおかしくない非常に危険な犯行で、重大な被害が生じていて、下着を盗むのも性的興味を満たすための犯行でそれなりに悪質」として、中島被告に対し懲役7年を言い渡しました。
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