最新の防災技術などを紹介する国内最大級の展示会「東京国際消防防災展2023」が15日、東京都江東区の東京ビッグサイトで開幕した。
タレントの関根麻里さんが東京消防庁の一日署長に任命され、「一人ひとりの意識が大切。防災について改めて考えてみて」と呼び掛けた。
関根さんは、食べた分を買い足す「ローリングストック」方式で缶詰やレトルト食品などを備蓄しているという。防災について「生活の一部に取り入れるのがやりやすい」と話した。
同庁の展示エリアには、9月で発生から100年となる関東大震災の特設コーナーが設けられ、災害の教訓や現在の地震対策などを紹介。当時の揺れを再現し、体験できる施設もある。
展示会は5年に1度開かれ、今回で11回目。計325の企業や団体が出展している。入場無料で18日まで。
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