山中の沢の中で発見の遺体 去年10月に行方不明になった伝統工芸品の職人と確認(テレビユー山形)
https://news.yahoo.co.jp/articles/93337206ef94316241e8de3615d2aebf6d9d0abf
今月7日、警察が山形県米沢市の沢の中で見つけた遺体について、DNA鑑定の結果、去年10月に行方不明になった伝統工芸品の職人の78歳の男性だと発表しました。
身元が確認されたのは、山形県米沢市笹野の78歳の男性です。
男性は去年10月、山形県米沢市の天元台高原駅近くの大笠山へ、地域の伝統工芸品「笹野一刀彫」に使用する原木を採りに、職人仲間と7人で山へ入りましたが、下山途中に行方が分からなくなっていました。
今月7日になって天元台の近くの米沢市李山の沢の中で身元が分からない遺体が発見され、警察でDNA鑑定を行ったところ、行方不明になっていた男性だと確認されたということです。死因はわかりませんでした。
仲間の職人によりますと、男性は長年「笹野一刀彫」職人として活動していて、これまでに何度も山へ入った経験があり、山には慣れていたとみられています。
「笹野一刀彫」の職人は高齢化が進んでいるうえに、後継者が不足していることが深刻な問題となっています。
また、職人は、自分の目で原木を確かめるため、高齢の職人が自ら山に入るケースが多いということです。