国連のターク人権高等弁務官は19日、ウクライナ侵攻を続けるロシアに対し、
ウクライナ国内の占領地域やロシア国内で、捕虜や民間人の拘束者、連れ去られたウクライナ人の子供らへの接見など、人権状況を巡る国際的な調査を受け入れるよう求めた。

 ターク氏は、19日開幕した国連人権理事会の冒頭演説で、ロシアが自国内で人権活動家や反政府勢力などへの弾圧を続け、拘束者の不適切な処遇や拷問が懸念されていると指摘。
ウクライナ国内のロシア占領地域では、人権理の調査委員会の訪問も実現していないため、実態解明へ調査に協力するよう要求した。

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