2023年6月19日、韓国・聯合ニュースは「先月の日本からの魚介類輸入量が30%以上減少した」と伝えた。2カ月連続の減少で、輸入額も2カ月連続で減少した。
関税庁の貿易統計によると、活魚、冷蔵・冷凍魚類、甲殻類、軟体動物などを全て合わせた魚介類の先月の日本からの輸入量は前年同期比30.6%減少の2129トンだった。1~3月は増加が続いていたが4月に減少に転じ、5月も減少が続いた。5月の日本からの輸入額も、1406万7000ドル(約20億円)で前年同月比1.8%減少した。やはり1~3月は増加したが4月に減少に転じ、5月も減少を記録した。
記事は「昨年4~5月は輸入量、輸入額共に2桁の増加を見せたのとは対照的だ」と指摘。「東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出が迫り、日本の水産物への懸念が拡大していることと無関係ではないとみられる」と伝えている。今月12日から汚染水を海洋放出する設備の試運転が始まり、韓国内では不安が広がっているという。
https://www.recordchina.co.jp/b915923-s39-c20-d0195.html