女性職員の首を絞めたなどとして逮捕され、その後、略式命令を受け、罰金を納めた千葉県長生村の村議会議長。逮捕後初めて出席した議会で、議長が事件の音声記録を破壊していたことが明らかになりました。
東間永次 議長
「すみません、お騒がせしています。申し訳ございません」
けさ、千葉県の長生村役場でカメラに歩み寄り、謝罪した村議会の東間永次議長(77)。
今年4月の深夜、公用車を運転していた役場の女性職員(27)に対し、後部座席からシートベルトで首を絞めるなどしたとして傷害の罪で今月5日に略式命令を受け、罰金20万円を納めました。
東間議長にはすでに議会から辞職勧告が出されていますが、逮捕後初めて村議会の委員会に出席しました。
東間永次 議長
「後援会の方々、そして支援者から『この信用を得るために議員活動は務めたらどうか』と言われました」
東間議長は冒頭、謝罪する一方で、あくまでも続投する意向を示しました。
委員会では事件についての質疑が行われ、事件の当該部分のドライブレコーダーが消されたことへの関与を聞かれると…
東間永次 議長
「(Q.ドライブレコーダーが消されていることに関して議長が指示をしたのでは)私はドライブレコーダーを編集したということは一切ありません、事実です」
関与を否定。一方で、事件当時の車内での音声を記録したUSBメモリーを東間議長が破壊していたことが明らかになりました。
東間永次 議長
「私がそれ(音声)を聞いているうちに、恥ずかしくて(USBメモリーを)壊しました。取って壊しました」
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/553454?display=1