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フィンランドの博物館にある、なんとも言えない顔をした魚の模型がSNSで話題になっています。この魚、名前は「サカバンバスピス」といって、古生代に生息していた古代魚だそう。一体どのような魚だったのでしょうか。専門家に聞いてみました。
発見された場所が名前の由来
たびたびSNS上で「かわいい」「なんともいえない表情」「虚無感のある顔」などと話題になる「サカバンバスピス」。その模型は、フィンランドのヘルシンキ自然史博物館に展示されています。
東京都市大学准教授の中島保寿さん(古生物学)に、サカバンバスピスについて聞きました。
サカバンバスピス(Sacabambaspis)は、古生代のオルドビス紀(約4億6000万年前)に生息していた魚類で、すでに絶滅しています。ボリビアのオルドビス紀の地層から化石が発見されました。
脊椎(せきつい)動物の化石の中では極めて古く、脊椎動物の進化の歴史を明らかにする上で重要な生物とされています。
名前は、化石が発見されたボリビアのコチャバンバ県にある「サカバンバタウン」に由来しています。また、体が硬い骨に覆われていることから、ラテン語で「盾」という意味のアスピス(aspis)にちなんでいるそうです。
全長は25センチほど。「体重はわかりませんが、同サイズのサバと大きく変わらない500g程度でしょうか」と中島さんは話します。
いかそ
https://news.yahoo.co.jp/articles/266de79c9228bb182f158155f49d1fc29d611b47
https://i.imgur.com/xOe0IpL.jpg