前作より良いクオリティだった、しかし…幻となった『タイタンフォール 3』が辿った終わりまでの10ヶ月間

元Respawn Entertainment社員で『タイタンフォール 3』の開発にあたっていたという人物が、THE BURNETTWORKのインタビューに応じ、当時の状況などを語りました。
公開されたインタビュー動画に登場しているのは、元Respawn EntertainmentのMohammad Alavi氏。
『タイタンフォール 3』の開発に携わっていたほか、Infinity Wardに所属していたこともあり、『CoD4:MW』では序盤のキャンペーンミッションである「消耗品のクルー」などを制作した人物でもあります。
同氏は動画のなかで、当時の開発状況について言及。
『タイタンフォール 2』がリリースされてから『タイタンフォール 3』の開発はおよそ10ヶ月ほどの期間進められ、
新技術の導入や複数のミッションが進行する中でプレイ可能なバージョンを完成させるなど、本格的に取り組まれていました。
作品のクオリティに関しても前作と同等かそれ以上のものに仕上げられたものの、A
lavi氏は「より良くなっただけで、革命的な出来ではなかった」と、『3』が迎えた結末を語っています
しかし『タイタンフォール 3』の開発期間中、バトロワの金字塔ともいえる『PUBG』が登場しており、このジャンルが台頭するようになりました。
この影響を受け、プロジェクトは大きな方向転換を決定。『タイタンフォール』の世界設定と共通したバトロワ、つまり『Apex Legends』の開発へとシフトしていったのです。
Alavi氏としても、『タイタンフォール 2』が少し良くなったゲームを作るより、この明らかに素晴らしいゲームを作る気でいたという、当時の心境を語っています。
https://www.gamespark.jp/article/2023/06/14/131101.html
https://i.imgur.com/jsuIZ2O.jpg