私学保護者団体からも「待った」 大阪府の高校完全無償化策で広がる懸念 「選択肢少なくなる」
https://www.sankei.com/article/20230623-2OWQSEEKAFJ47A6S7XQTSFP7JM/

大阪府が進める所得制限なしの高校授業料完全無償化をめぐり、
私立学校に子供を通わせる保護者らでつくる大阪私立中学校高等学校保護者会連合会が23日、
現時点での府の制度案について、見直しを求める意見書を府へ提出した。

完全無償化は大阪府の吉村洋文知事の目玉施策の一つだが、
私学側に続き、私学に子供を通わせている保護者団体からも否定的な態度が表明された。
多くの保護者から支持されている施策だが、私学側は負担増を懸念。
保護者団体は、負担増を避けるために制度から離脱する学校が出れば、
逆に生徒の選択肢が少なくなる、と訴えている。