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彭水林さんが下半身を失ったのは、一昨年3月のことでした。 当時46歳、湖南省湘郷県に住む彭さんはトラックにはねられ、腹部、骨盤および大腿骨を損傷、修復は不可能と診断され、臍下部分を切断するに至りました。 入院したシンセン市の布吉醫院では半年以上も死線をさまよう状態だったといいます。 しかし彭さんは生き残りました。 162cmあった身長は、その半分の78cm。 体重はわずかに33kgとなりましたが、強靱な精神と妻の周愛群さんの必死の看護の末、この世に踏みとどまったのです。

今では上半身だけとなった自分の姿にもきちんと向き合うことが出来るようになったと笑う彭さん。 傷口は頭皮をもちいて縫合。 臍の横に孔をあけて残った腸管を外に出し、人工肛門を設けてそこから便を排出。 背中には腎臓から延びた尿管がこれまた露出し、尿はこちらから袋に溜めて排出されます。 男性器はありません。