「アホが! クズが!」「家で根性焼きされ、鉄パイプで殴られた…」母親監禁で逮捕「4きょうだい」の家で繰り返された“悲惨な虐待の悲しき連鎖”《神戸6歳男児死亡》
「あの人たちが住んでいたのはもう10年以上前。大人の声で『アホが!』『クズが!』と子供をなじる怒声が昼も夜も聞こえてくる。そんな家族でしたよ」
この一家が現在の神戸市西区にあるマンションで暮らし始めたのは2011年からとみられるが、穂坂家は以前住んでいた土地でも「悪評」を馳せていた。かつての穂坂家を知る人物はこう語る。
「『アホが』『クズが』という罵声が四六時中部屋の外まで響いていました。騒音としてもひどかったし、内容も穏当とはほど遠くて。誰かが警察に通報すればよかったんだろうけど、『報復』が怖くて誰も何も言えなくてね……」
監禁事件のあった今の住居に引っ越す前までは、一家は神戸市垂水区にある市営住宅の一室で暮らしていた。
ベランダから生ごみを捨てて立ち退きを強いられる
「彼らは3階に住んでいたんですが、ある時そこのベランダから外に向かって生ゴミの袋を放り投げたんです。
地面に落ちた生ごみは辺りに散乱し、虫がわき、腐臭がえらいことになってました。
同じ建物で暮らしてた全員が迷惑してたけど、当の一家は片付けるそぶりもみせませんでした。このことがきっかけで、さすがに立ち退きを迫られることになりましたけどね」(同前)
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