eスポーツチームの強豪「ラズリゲーミング」のメンバー5人が、6月から熊本市を拠点に共同生活を始めた。これまではそれぞれが熊本、千葉、大阪、香川、宮崎に住んでおり、大会ごとにオンライン参戦していた。
 実生活をともにして連帯感を高め、熊本から世界に通用するチームを目指す。

 ラズリゲーミングは、3人一組で競う人気オンラインゲーム「APEX LEGENDS」で活躍。北アジアランキングのトップ10に入った実績もある。

 「ゲーミングハウス」と呼ばれる共同生活は、海外の強豪チームも取り入れている手法。合同練習の機会を増やし、団体戦では不可欠なコミュニケーション力の強化が期待できる。

 代表を務める最年長の林田虎己さん(25)=熊本市=が「チームが強くなるために」と発案。大学を中退して移住したメンバーもいる。
 
 拠点は熊本市中央区大江の賃貸アパートの1室(2LDK)で、ゲーム用のパソコンや椅子、高速ネット回線などを導入。メンバーはアルバイトをしながら寝食をともにして練習に励む。

 共同生活を始めてチーム力のアップを実感しているという林田代表は、「必ず世界的なチームになり、熊本をeスポーツの街にしたい」と意気込んでいる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/883bf2caf2ac1a9ad5015fe36a41efadefc9bc8f
6/23(金) 10:15
熊本日日新聞