「2010年代半ばからずっと『日本の音楽業界も海外に目向けないと先ないよ』と訴え続けてきたが必ず”炎上”した。”日本国内の稼ぎだけで充分食って行けるんだからイイじゃん”と。その結果、市場が縮小し子供たちの憧れの職業に音楽家が入らなくなってきた。(少子化と伴い)目指す人口が減って競争が減ってクオリティが落ちて行って、音楽業界で働きたいと思う優秀な人材が来なくなった。海外の道を閉ざす事は真綿でジワジワ自分の首を絞めてるのと一緒」

「K-POPの成功のおかげで、アメリカのショービズの中でアジア人が1位を獲る事が普通になってきた。我々日本人にも夢と希望を与え、(日本人が海外目指す時の)想像もより具体的になった」

「XGのプロデューサーのサイモンとは同い年で元アイドルなのも一緒なので希望を沢山もらった」

「韓国と日本ではコレオ(振り付け)に掛ける費用が10倍違う。韓国はコンペティション(競い合わせ)して、例え採用されなくてもギャラを貰える。例えばK-POPで1曲のコレオに1千万円掛けるとしたらコンペに参加した10組に100万円ずつのギャラ。J-POPではコンペにかけず1曲数十万円が相場。」