デジタル庁、公金受取口座の登録システムを改修 マイナンバーカードを2回読み取りに

デジタル庁は6月23日、マイナポータルの公金受取口座登録システムを改修。登録手順が変更になったことを発表した。口座登録作業の開始時だけでなく、登録完了後にも再度マイナンバーカードの読み込みが必要となる。

 デジタル庁は6月23日、マイナポータルの公金受取口座登録システムを改修。登録手順が変更になったと発表した。口座登録作業の開始時だけでなく、登録完了後にも再度マイナンバーカードの読み込みが必要となる。
 
公金受取口座の登録システムを改修しました。本日(6/23)より登録手順が変更になります。
マイナポータルのログアウト忘れによる口座誤登録を防止するシステム改修が完了し、運用が始まりました。口座登録開始時だけでなく、登録完了時にもマイナンバーカードを改めて読み込むことが必要となります。
 
― デジタル庁 (@digital_jpn) June 23, 2023
 公金受取口座登録システムを巡っては、同じ端末で複数のユーザーが登録作業を実施した際、自身の口座情報が誤って別のユーザーのアカウントと紐付けられてしまうケースが発生し、問題となっていた。
 
 先に登録作業をしたユーザーのログアウト忘れに気付かず、次に利用したユーザーの口座情報がアカウントの切替をしないまま登録作業を実施することが原因。システム改修でこうした問題に対応する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/365d9bee96f3a6a8986c4900e7a398805ba193d0