国内最大の前方後円墳で、宮内庁が仁徳天皇陵として管理する堺市の大山古墳(5世紀中ごろ)について、
宮内庁がこのほど、戦前の宮内省時代を含めて約100年ぶりに墳丘全体を詳細に測量して製図し、完成当時の姿を推定したことが26日、分かった。
試算の結果、全長は従来の486メートルより約30メートル大きい513.3メートルだった可能性があるという。

墳丘は後世の崩落などで形状が変わっている部分があり、担当者は「成果を墳丘の保全に生かしたい」と話す。
ただ「今回の結果はあくまでも推定。発掘で確定させた数字ではない」とし、公式的な全長は変えない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/125d6221fc7df56a27a84dda9ca5b87f1069021e