愛知製鋼の会長ら、不起訴不当 元専務らへの「虚偽告訴」
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名古屋第1検察審査会は27日までに、元専務らへの虚偽告訴容疑で告訴されたトヨタ自動車グループの「愛知製鋼」(愛知県東海市)の藤岡高広会長(68)ら3人を「嫌疑なし」で不起訴とした名古屋地検の処分について、不起訴不当と議決した。21日付。

 センサー開発を巡って不正競争防止法違反の罪に問われ、無罪となった同社の本蔵義信元専務(73)ら2人が昨年5月、虚偽の告訴で不当に逮捕・勾留されたとして藤岡会長らを告訴。名古屋地検は今年3月、藤岡会長らを不起訴としていた。

 検審の議決書は、同社の告訴は「十分な調査検討が行われた上でなされたとは言い難い」と指摘した。