東京電力福島第一原子力発電所にたまる処理水を薄めて海に放出する計画をめぐり、
一連の設備工事が完了したことを受けて、福島県漁連の野崎哲会長は「
計画を了解しておらず、流してもらいたくない思いは同じだ」と述べて、
引き続き、放出に反対していく考えを示しました。

会議のあと、野崎会長は報道陣の取材に対し、政府と東京電力が8年前、
県漁連に対し「関係者の理解なしにいかなる処分も行わない」という方針を伝えたことについて

「国や東京電力が漁業者の要望に応えて説明を重ねていることは重く受け止めている。
ただ、了解はしておらず、流してもらいたくないという思いはいまだに同じだ」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20230627/6050023061.html