追跡「滝山病院事件」“不可解な医療”も 精神科病院で何が?

カルテに不可解な点が…治療への疑念が浮上
取材を進めると、虐待だけでなく病院の治療内容をめぐっても、疑念を訴える声が寄せられました。

今回、田邉医師を含む複数の医師が、10人のうち、急性心筋梗塞と診断された5人について、根拠が不明瞭なまま、さまざまな薬が投与された可能性があると指摘しています。

滝山病院での治療について、私たちの取材に現場で関わった医療スタッフが内情を明かしました。

医療スタッフ
「体の状態が悪くなると移される1Bと呼ばれる病棟では、ほとんど同じ治療をどの患者さんにもしている状況です。
体中いろんな管が入るので、感染をおこせば抗生剤を使ったり、貧血が進めば輸血をしたり。
でもそれがずっと体の中にたくさん水が入るので、最後はみんなむくんで亡くなっていきます。ここはこういうやり方だから自然と慣れてしまう」

複数の医師が「不可解だ」と指摘した急性心筋梗塞の診断や治療について、病院はNHKの取材に対し、「現段階で、個別の患者に関する情報を発信する予定はありません」と回答しています。


詳細はソースで
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230627/k10014109461000.html


「滝山病院」5人目の立件、50代元看護師の男を逮捕…入院患者の額をたたいた疑い
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230626-OYT1T50163/