全但バス(兵庫県養父市八鹿町)が17日、同県豊岡市の但馬空港の駐車場で参加無料の「バス運転体験会」を開き、県内外から7人が参加した。バス好きやバスを運転したい人を対象にした体験会を通じ、バス運転手を確保しようという同社の求人活動の一環。参加者には「就職を考えたい」という人もいて、反応は上々だった。(谷下秀洋)

同社は大正6(1917)年に設立。但馬地域の地域交通を担い、路線バスを中心にバス144台を運行している。従業員は約360人、うちバス運転手は約130人。同社の成田毅・総務部長は「但馬地域は慢性的にバスの運転手が不足している」と話す。

都市部に比べて、バスを運転できる大型2種免許取得者が少なく、同社もホームページ(HP)などで積極的にバス運転手の採用をアピールしているが、応募者は少ないという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4c2c4af931db543815d54f5d88c7b9bc4a6c8bce