ロシア軍攻撃で14人死亡 飲食店被弾、子供ら犠牲―ウクライナ
 【イスタンブール時事】ウクライナ東部ドネツク州のクラマトルスクなどで27日から28日にかけ、ロシア軍によるミサイル攻撃などが相次ぎ、地元当局によると少なくとも14人が死亡した。現地メディアが伝えた。

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 東部ドネツク州では、クラマトルスクの飲食店にミサイルが着弾し、子供3人を含む10人が死亡した。州内の別の場所でも1人の死者が出た。
 ロシアが一部を占領するドネツク州では、現在も支配を免れているクラマトルスクが事実上の州都になっている。州全域の支配を目指すロシア軍はクラマトルスクへの攻撃を繰り返しており、昨年4月には鉄道駅が被弾して60人以上の死者が出た。
 このほか、北東部ハリコフ州でも28日、砲撃があり、地元当局によると市民3人が死亡した。27日には中部クレメンチュクにミサイルが着弾したとの情報もある。
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