天文学者が「存在しないはずの惑星」を発見

これまでの考えでは惑星が存在するはずのない場所に、太陽系外惑星が存在することが明らかになりました。

太陽系外惑星の探索は、天文学において最も急速に成長している分野のひとつで、過去数十年間で人類は5000以上の太陽系外惑星を発見してきました。記事作成時点で、天文学者は銀河系には1つの恒星につき少なくとも1つ以上の惑星が存在していると推定しています。

記事作成時点での天文学における研究活動の多くは、生命が存在できる可能性のある「地球のような惑星」を検出することを目的としています。そして、これらの取り組みは太陽のような恒星を発見することに焦点を当てたものになっているとのこと。その理由は上記の通り、恒星には必ず惑星が存在するとされているためです。実際、これまでに発見されてきた太陽系外惑星の90%以上が恒星の周辺で検出されています。

そんな太陽系外惑星の探索を行ってきた国際的な天文学者チームが、太陽の数十億年後によく似た恒星を調査し、その周辺には本来存在しないはずの惑星が見つかったと科学誌のNatureで報告しています。

https://gigazine.net/news/20230629-planet-should-not-exist/