山口5人殺害、死刑囚が特別抗告 再審請求退けた高裁決定に不服
7/3(月) 10:38

 山口県周南市の集落で2013年、近隣住民5人を殺害したとして殺人と非現住建造物等放火の罪に問われ、死刑が確定した保見光成死刑囚(73)が、再審請求を認めなかった広島高裁決定を不服として最高裁に特別抗告したことが3日、関係者への取材で分かった。昨年12月付。

 保見死刑囚は精神鑑定で妄想性障害と診断され、公判では責任能力が争われていた。

 保見死刑囚は19年11月に再審請求。山口地裁は21年3月、確定判決が完全責任能力を認める根拠とした精神鑑定を信用できるとして請求棄却を決定した。不服とする保見死刑囚の即時抗告に対し広島高裁は昨年11月、棄却する決定を出した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cdb6eedb55440f994962909ff8da475226942d95