石綿さんは「号泣。雰囲気が地獄と言われた後に話すのはもっと地獄」と切り出した。「CM中、ピンマイクの音こっちに漏れてるの気づかずにスタジオにいるタレントさんに悪口言われてて全部聞こえて悲しかった」というエピソードを明かすと、「これが芸能人なんだね。初回から夜中毎週1人でチャンス掴むために頑張ってたけど、ちっぽけな私からしたらただ残酷だった」と嘆いた。

続く投稿では、「自分たちで一生懸命やってても事務所が強くなきゃ前に出られないの? こんなに冷たくあしらわれるの? 権力がある大人がいなきゃ芸能界で成功できないの? 特定の人に好かれなきゃアイドルとして夏フェスにも出られなくなるの? 何もかもおかしいよ。ずっと我慢してきたけど、本当にこんな世界おかしいよ」と悔しさをにじませた。

「プロデューサーがずっと喋ってるってどういうことですか?」

石綿さんは何について投稿したのか明示していないが、ベイビークレヨンは7月1日未明に生放送された深夜バラエティ「オールナイトフジコ」(フジテレビ)に出演。石綿さんも放送に当たって1日未明「そろそろ... #オールナイトフジコ」とツイッターに投稿していた。

番組では、スタジオの外に用意されたステージで、出演希望者が与えられた30秒間で特技を披露するコーナーがあった。番組レギュラーメンバーの村重杏奈さんは後ろに控える出演希望者を見て「分かります? この地獄感」と紹介。お笑いコンビ「さらば青春の光」の森田哲矢さんは「R-1グランプリ1回戦の楽屋を思い出すんですけど」と伝えた。村重さんはスタジオにいたテレビプロデューサー・佐久間宣行さんに「もういいやと思ったら、チーンとベル鳴らしてください」と呼びかけた。

石綿さんはグループメンバーとともに登場。「私の特技は、音大を卒業しているピアノです。絶対音感を持っています。フジテレビの『TEPPEN』という番組でピアノを弾いたり、AKB48さんの公演でピアノを弾かせてただいたりしています」などとアピールしていた。

しかし、残り時間が10秒に迫ったところで、佐久間さんがストップをかけ、「プロデューサー(石綿さん)がずっと喋ってるってどういうことですか?」とコメント。グループにマイクを向けていた森田さんが、「特技はないんですね?」と尋ねると、石綿さんは「絶対音感があるのと。あとこの子は看護師の資格持ってて、採血ができます」とメンバーを紹介したが、佐久間さんはスタジオから「次行ってくださーい!」「ありがとうございます」と呼びかけた。https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12144-2424893/