巣箱からムササビの赤ちゃんひょっこり、観察ツアーも開催中…軽井沢

長野県軽井沢町の星野地区にある森に設置された巣箱で、ムササビが子育てをしており、2匹の赤ちゃんがすくすくと育っている。
巣箱から顔を出してあたりをうかがうムササビの子供(長野県軽井沢町で)=守谷遼平撮影

巣箱を設置したのは、生態系保全などに取り組んでいる企業「ピッキオ」。2匹が生まれた時期は正確にはわからないが、一般的にはムササビは4月に出産し、赤ちゃんが6月頃に巣から外へ出てくるようになるという。

夜行性のため赤ちゃんたちは日中、巣箱の中で過ごしているが、顔を出して外の様子をうかがうこともある。同社は日没後に食料を探すために出てくるムササビを観察するツアーを開催しており、11月まで見ることができるという。

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