PFAS含む泡消火剤、横田基地が漏出認める 10~12年に計3回
https://news.yahoo.co.jp/articles/830f70e393a4c180a82e77403083e4e260ad8871
 健康への影響が懸念されている有機フッ素化合物(総称PFAS〈ピーファス〉)を含む泡消火剤について、米軍は2010~12年に3回、横田基地(東京都福生市など)で漏出した事案があったと明らかにした。都と基地周辺の自治体でつくる連絡協議会が、防衛省を通じて連絡を受け、5日に公表した。

 基地がある多摩地域では、水道水に使われる一部の井戸で高濃度PFASが検出されている。PFASがどの程度健康に影響があるかはまだ明らかではないが、市民団体が22年から住民650人の血液検査を独自に実施したところ、55人のPFAS濃度が健康リスクの目安となる海外の基準を上回っていた。(藤田大道)