国際原子力機関IAEAが昨日、日本の福島汚染水放流計画が科学的に安全だと発表しました。

しかし、この汚染水を処理する方法が太平洋に放流することしかなかったのかという言及はありませんでした。

ただ、報告書にはこんな内容が出てきます。

「日本の海洋放流決定以後にそれに対する検討を要請されたため、放流行為の正当性については評価しない」、また「放流の正当性は、経済·社会的要件も考慮されるが、技術的な領域でないことを評価するのは私たちの仕事ではない」

言い換えれば、放流は完全に日本の決定であるだけにIAEAは何の責任もないという点を努めて明らかにしたのです。

MBCの取材結果、IAEAはすでに1カ月前に太平洋周辺国とのテレビ会議でも汚染水の放流について説明し、放流以外の代案はきちんと検討していなかったことが分かりました。

https://m.ilbe.com/view/11487806407