秋はクマの出没にご用心 ブナの実が東北5県で大凶作の予測

東北森林管理局が5日公表した令和5年度のブナの開花状況と結実予測によると、青森、岩手、宮城、秋田、山形の東北5県でブナの結実が大凶作になる見込みだ。ブナの実はクマの主な食料の一つ。これが少なくなることで、この秋はクマが人里に多く出没することも考えられ、同局は警戒と注意を呼びかけている。

ブナの結実予測は5月から6月にかけて同局が実施したブナの開花状況から予測したもの。令和4年度は青森、宮城、秋田の3県で豊作、岩手、山形の2県で並作が予想されたものの、結実は青森、岩手、秋田、山形の4県が並作となり、宮城は豊作から一転して凶作となった。

5県の統計が残る平成16年度以降で結実予測が5県すべて大凶作になるのは初めて。クマは冬眠前の栄養状態で子グマの個体数が増減する。ブナの結実状況はクマの栄養状態を左右するという。岩手県は独自調査で昨年秋のブナの結実が並...

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