日本では今日は和食、明日は中華、そしてその次の日は洋食、などとバラエティに富んだ食生活をしていますが、フランスは少し違います。基本的には平日は変わり映えしない料理が毎日並び、ごちそうは週末に、というスタンスです。なので、基本ワンプレート。

平日の平均的な夜ごはんは、伝統的な家庭の場合は野菜スープにチーズとハムやサラミ。もう少し若い家庭なら、ソーセージや肉を焼いたものに野菜のつけ合わせやエスニックな一皿。もしくは、冷凍食品を利用したキッシュにサラダ、魚料理に野菜を添えて、という感じ。

冷凍食品に対する後ろめたさはまったくありません。つけ合わせの野菜だって1種類! インゲン豆の季節だったら、インゲン豆をこれでもか、というほど食べるのです。1週間を通していろんなものを食べればOKという考え。かつて日本で1日30品目と推奨されていましたが、それも今はなるべくいろんな種類を食べようというところで落ち着いたみたいですね。
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