7月4日の川口市内の騒乱、実情をクルド人リーダーに聞く
石井孝明

この人は会話は日本人並みで日本育ちだ。日本人、川口市民の関心のある視点で事件をまとめてみよう。
もちろんこれは、このリーダーの言い分であり正しいかは不明だ。

1・日本人は、これが犯罪者集団の抗争で、争いが永続するかが気がかりだと思う。
このリーダーによれば「被害者と男性の妻をめぐる争いだ。ギャングなどの抗争ではない」という。ただ殺意は不明だ。
実際にどのような男女関係があったかは、この人も知らないし、私も他人のプライバシーを聞くつもりはない。
女性関係のもつれ、もしかしたら誤解による、暴力事件だ。

2・一方のグループが、もう一方を追いかけ回して襲ったと警察は認識している。
そのリーダーの認識は違う。実際のところは、話し合おうと加害者側が提案した。一方が怖いのでそれに応じたが親族を呼んだ。
ところが、もう一方も親族を呼び集まった。すると、いきなり犯人が刃物で刺したということだ。
集まった時点では、両方のグループの誰もが話し合いと思っており、ナイフを持って刺すとは思っていなかったようだという。
クルド人は親族でグループを作っている。犯人の男は刺した後でその場で立ったままで、駆けつけた警察がすぐに逮捕したという。被害者は重傷だ。

3・このリーダーは噂を事前に警察に報告し、止めようとこの夜に駆けずり回っていた。
傷害事件のあった数分後に現場に到着し、被害者を介抱したので血だらけになってしまった。
今後は両一族の争いが、広がらないように努力するという。

4・被害者の搬送された川口市立医療センターに、被害者の親族が集まった。
ところが、状況が不明で一方の親族も集まり、小競り合いが起きた。
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2以降につづく