絶望感がハンパないExcelの「#REF!」エラーは数式の置換で一気に解決!

 Excelの数式に誤りがあるとエラーが表示されます。エラーの内容によって「#VALUE!」「#N/A!」「#DIV/0!」「#REF!」などと表示されますが、悩ましいのが「#REF!」です。数式から参照するセルを含む行や列、シートを削除してしまい、参照先のセルがなくなった場合に表示されます。ちなみに「#REF!」は「reference」の略。参照エラーという意味です。

 何が問題かというと、数式に含まれるセル参照の部分が「#REF!」に置き換わり、もとのセル参照がわからなくなることです。以下は「#REF!」エラーの単純な例です。セルA1とB1の掛け算をセルC1に入力してあります。ここで列Bを削除すると、参照先を見失って「#REF!」エラーとなります。
行や列の削除の直後であれば[Ctrl]+[Z]キーで戻せますが、シートの削除は復元不可。操作直後にやってしまった! と頭を抱えた経験がある人もいるのではないでしょうか。今回は、悩ましい「#REF!」エラーの対処法を紹介したいと思います。
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