国防部、志願兵の身長・体重制限を緩和へ 「実際的なニーズ満たすため」/台湾

(台北中央社)国防部(国防省)は5日、志願兵の身長・体重制限の緩和を盛り込んだ関連規定の改正案を公表した。男性の身長の下限を152センチまで引き下げる他、肥満の度合いを表すBMI(体格指数)の上限を「32」まで引き上げる。国防部は、身長制限の調整は「国軍の用兵の実際のニーズを満たすため」だとしている。

現行の身長制限は男性158~195センチ、女性155~185センチ。改正後は男性152~200センチ、女性150~200センチとなる。BMIは男性は現行の17~31から、改正後は16.5~32となる。女性は現行の17~26を維持する。

この他、扁平足や視力に関する制限を撤廃し、貧血の基準を緩和する内容も盛り込まれた。
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