イラン、中国語教育追加 中学生以上対象

イラン政府は8日、日本の中学生以上に当たる学年を対象とした外国語教育に中国語を追加したと発表した。英語とアラビア語が必須科目で、中国語は選択科目の一つとなる。

米国の経済制裁を受けるイランは、対米で一致する中国と連携を強化。今年3月には中国の仲介によって、中東の覇権を長年争ってきたサウジアラビアと外交関係の正常化で合意した。

反米意識が根強い最高指導者ハメネイ師は2016年5月、教員に向けた演説で「東アジアの言語もある。外国語は英語だけではない。なぜ学校では他の言語を教えないのか」と述べていた。(共同)

https://www.sankei.com/article/20230708-XD2ZEBUZLRNQ5EZJFXH2ANC2YE/?outputType=amp