カール・マルクスは1818年にドイツ・ライン川地方の古都トリールに生まれた。
父親も母親ユダヤ人であったが、この地方が仏からプロシアの勢力下にはいり、父は役人としての職を得るためにプロテスタントに改宗する。
カールも後にカソリックに改宗するが、生涯ユダヤ人は嫌いであった。

 エンゲルスもユダヤ人で、工場共同経営者である資本家の息子として1820年にエルバーフェルトに生まれた。
ギムナジュウム(大学の予備門)を中退したが、語学の才能があり、ロシア語や英語をはじめ多くの言語を自由に操った。
マルクスが独語でしか文章が書けず、英語訳はエンゲルスが支援した。

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