火2億4000万年前の海生爬虫類の異様に長い首、実は「諸刃の剣」だった、斬首の跡を発見

7/11(火) 19:41配信
ナショナル ジオグラフィック日本版
首が体の半分ほどもあるタニストロフェウスの弱点を示す貴重な証拠

海生爬虫類タニストロフェウスの椎骨の化石を調べたところ、大型捕食動物に首を食いちぎられていたことがわかった。(ROC OLIVÉ (INSTITUT CATALÀ DE PALEONTOLOGIA MIQUEL CRUSAFONT)/FECYT)

 約2億4000万年前、三畳紀の海に生息していた海生爬虫類タニストロフェウスは、細長い首の先についた小さな頭と尖った歯を使い、獲物に気づかれないように近づいて捕食していた。体のほかの部分は隠れたまま首だけを出して、無防備な魚やイカを素早く食べていたようだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4ba7ee54bb083ab870c79400acbc21d1a9d68d9d