「ぐるぐる回っておかしい」「服の表裏が逆」違和感を覚えた小学生3人がとっさの判断で “連係プレー”

高齢者を助けたのは、こちらの小学4年生の仲良し3人組。岡山市立大元小学校4年の、
和田龍琉君・三澤侑真君・大垣 直生君の3人です。

「最初に高齢男性に話しかけられた時は、自転車を押していて歩いていて、
『大元駅に行きたいけれど、道が分からないからどこですか』と」

話しかけてきたのは90代の男性でした。約200メートル離れた大元駅への行き方を尋ねられました。

3人は男性と一緒に大元駅に向かいましたが、「おかしいぞ」と思ったのは、その道の途中のことでした。
「この辺りで『宗忠神社に行きたい』と言われて、反対方向に歩いて行ったら、今度は『スーパーに行きたい』って。
最後の方は『家に帰りたいけど分からない』と…。」

行き先が二転三転…。宗忠神社に向かう途中に、今度は「スーパーに行きたい」「家に帰りたい」と言われたのです。
全ての場所を道案内しながら、更に違和感を覚えました。
「だんだんとついて行く度に、いろいろなところをぐるぐる回っていて、おかしいなと」

さらに男性の姿を見ると…。「服が、裏表が逆なことにも気付いた」

このままでは「男性が行方不明になったり、事故にあったりするかもしれない」...周りに大人の姿が見当たらない中、3人はとっさに判断しました。

まず大垣くんが交番へと走って警察官を呼びに行き、その間に三澤くんと和田くんが
「男性がどこにも行かないように」と、近くのスーパーで見守りました。
3人の連係プレーの甲斐もあって、その後男性は駆け付けた警察官に無事保護されました。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/303510?display=1

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