2011 01/27
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株)ジェーンの3人。左から佐々木氏、山下氏、三宅氏
2009年3月に弊誌特別企画にて、フェンリル(株)の社長である柏木泰幸氏と対談を行った際は山下遼太氏が1人で運営していた(株)ジェーンだが、現在は正社員のスタッフ2名、東京在住の大学院生の非常駐スタッフ1名を加えた計4人体制で運営しているという。今回は山下氏のほか、スタッフとして主にソフトのフロントエンドの開発を担当する三宅亮氏と、同じく主にバックエンドの開発を担当する佐々木真一氏にもインタビューに参加していただいた。
「Janetter」公開までの道のりと今後の展望
「Janetter」を開発した経緯を教えてください。
(株)ジェーン 代表取締役社長 山下遼太氏
山下氏
“Twitter”は、個人のコミュニケーションツールであったり、企業や飲食店がお客さんと交流するためのビジネスツールであったり、情報を取得するためのツールであったりと、さまざまな使い方があると思います。
しかしTwitterの公式サイトは、今流れている情報を見るには十分ですが、過去のログを検索したり、情報を振り分けたりする機能は不十分だと感じています。これを解消したいというのが「Janetter」開発のきっかけです。
また、Twitterはコミュニケーションのインフラとして毎日使うものだからこそデザインにこだわり、動作も高速でストレスを感じさせないソフトを作りたいという思いがありました。
ジェーンのスタッフはみなiPhoneを使っているのですが、iPhoneアプリのTwitterクラインアントは非常に便利なものが多数あります。しかしiPhoneはPCに比べて画面が小さいので情報の一覧性には欠けています。そこで、iPhoneアプリの使い勝手のよさをPCで再現し、また情報の一覧性も高いソフトを目指して開発しています。
「Jane Style」を「Janetter」のようにイメージチェンジする予定はありますか。
山下氏
いずれは「Jane Style」のインターフェースもわかりやすいものへと作り直したいと考えています。また、「Janetter」と同じく「Jane Style」もWeb版の公開を目指しており、さまざまな環境で未読やお気に入りなどを同期できる機能を実装したいと思います。
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/special/422801.html