全米の俳優ら約16万人でつくる組合は13日未明(日本時間午後)、待遇改善や人工知能(AI)の活用を巡る製作会社との交渉が不調に終わったと発表した。
交渉委員会が全会一致でストライキ決行を支持しており、同日朝の役員会で最終決定する。
米メディアによると、俳優組合単体では43年ぶり。5月から全米の脚本家組合もストに入っており、同時実施は63年ぶりとなる。

ハリウッドでは、既に映像作品の製作に遅れが生じている。
俳優らもスト入りし事態が長期化すれば、地元経済や娯楽業界への打撃が深刻になる恐れがある。
俳優らの来日PRにも影響が出そうだ。

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